2010年9月23日木曜日

「NIKKO's NIPPON(1)」 in 栃木県日光市


竜頭の滝


Pick Up

日光パークロッジ(宿泊地)
おおゆり温泉(湯元温泉)
戦場が原
湯滝
竜頭の滝


今回訪れたのは栃木県日光市。

せっかくの3連休だったので取りあえず近場ということで日光へ。日光は以前一度だけ行ったが、温泉も良く、見るべき場所もたくさんあったので行くことにした。


日光パークロッジ


「日光パークロッジ」
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宿に到着すると、入り口で一人の女性がギターを弾いていた。とても慣れた手つきだった。聞くと、中学生のころからずっとギターを弾いているのだとか。

この宿にはたくさんのギターが置いてある。主人のケンさんが大のギター好きだということが理由。ギターを片手に演奏していると、いつの間にかみんながロビーに集まってきて演奏会になることもあるんだとか。

なんだかとても楽しそうな宿だ。

日光パークロッジは外国人が多く泊まるゲストハウス。海外も含め、私が良く使う「Hostel World.com」という安ホテル専門のサイトで見つけた。このサイトは良く外国人が使うので、ここに出てくるホステルは大抵外国人が多い。よってホステルの公用語は英語となるため、とても英語の勉強になるのだ。


私が泊まった部屋は一泊2900円のドミトリー。ドミトリーはやっぱり安くて良い。


「ホテルの人々」
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ここに来る外国人旅行者はみんなフレンドリー。

私がベンチに座っていると、カナダ人夫婦が英語で話しかけて来る。そして日本やカナダのことを色々と話していく。この日の夜は、日光が少し標高が高いこともあり、半そででは肌寒い時があった。
「今夜は少し肌寒いですね。」
「え?これで?カナダは-40度の日が当たり前だよ。」
-40度の世界とは一体どんな世界なのか。一度体験してみたい。


同じ部屋に泊まるスウェーデン人は英語を流暢に話すのだが、独特のアクセントと早口。半分程度しか理解できなかった。
彼は仕事を解雇されたのをきっかけに日本を3週間程旅しているのだという。ヨーロッパでもまだまだ景気が悪いみたいだ。

ロビーにいると、色々な旅行者がやってくる。一人旅でやってくる人、家族で来る人など様々。
本を読んでいるとオーストリア人の女の子がやってきた。大学を卒業して、今度南アフリカの国際機関で働くそうだ。彼女はタバコの吸い過ぎで咳をよくしている。
「日本人は表面上はやさしいけど、心から打ち溶け合って仲良くなろうって感じはないわね。」
このようなことは彼女からだけでなく、ほかの国々の人々からも良く聞くことだ。私もまだまだ足りないが、日本人の外国人に対する抵抗感というのは強い。

 榊原英資(青山学院大学教授、元財務官)が著書(『ドル漂流』朝日新聞出版)で、「日本の国際競争力が低いのは日本人が英語が話せない、コミュニケーションができないからだ。」と述べていた。グローバリゼーションが進む世界。その流れに日本はフォローできるのだろうか。


宿の主人の名はケンさん。
私が宿を出て日光を歩きまわり、かえってくると必ず
「今日はどうでしたか?」
と声をかけてくれる。そして聞けば日光について色々教えてくれた。とてもフレンドリーでやさしいおじさんだ。


雰囲気がとてもよく、主人も一緒に泊まる旅行者ともたくさん楽しいお話をすることができた。

いつもとは違う体験ができる。非日常の世界。やっぱり旅は最高だ。

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